MySQLテーブルデータのエクスポート/インポート

前回はインデックスの作成方法を紹介しました

MySQLインデックス設定方法 – HeidiSQLでデータベースらくらく開発
MySQLのインデックス設定方法のポイントを紹介します。 HeidiSQL を使うとGUI操作で簡単にインデックスの追加、更新、削除が出来るのでチューニング作業が楽に出来ます (^^)
MySQLインデックス設定方法 - HeidiSQLでデータベースらくらく開発

今回は XAMPP ローカル環境で使用していたデータベーステーブルをレンタルサーバー上の実行環境にインポートする方法の紹介です

テーブルデータのエクスポート/インポート

公開サイトのデータベースへテーブルデータの複製を作成します

一番簡単と思われる sql ファイルのエクスポート/インポートでやってみます

エクスポート

HeidiSQL を使って、ローカル環境のデータベーステーブルをエクスポートします

sql ファイル形式

該当テーブル上で右クリックして データベースを SQL としてエクスポート を選択します

HeidiSQL_sql_export

ダイアログが表示されるので、オプションを設定します

HeidiSQL_export_dialog

今回のエクスポート先にはまだテーブルがありませんので、テーブル作成にチェックを入れ、データは INSERT を指定。

保存先を指定して エクスポート ボタンをクリックして実行します

作成されたファイルをエディターで開いてみると、こんな感じです

sqlファイルの中身

最初にテーブルがなければ作成するSQLが記述されていて、後はデータを1件毎に INSERT するSQLとなっています

※エクスポートオプションは、テーブルドロップやデータ挿入方法の設定がありますので状況に合わせて適切に指定して下さい

 

ちなみに、エクセル等でデータを使用したい場合はCSV形式でエクスポートすることが出来ます

CSV形式

エクセル用に書き出す場合は、CSV形式を使用します

テーブルのレコード表示画面で右クリックから グリッド行のエクスポート を指定します

※下図のようにレコードを選択しておくと、その部分だけをエクスポートすることが出来ます

HeidiSQL_csv

ダイアログが開くのでデータ形式やレコード範囲を指定して実行します

HeidiSQL_csv_dialog

※指定レコードのみをエクスポートする場合は、カラムを選択の Selection を選択します

 

インポート

データベース操作に HeidiSQL を使って気持ちよく作業してたので、当然レンタルサーバーへの操作にも使いたいと思いましたが、レンタルサーバーではセキュリティ対策の為か外部からデータベースクライアント接続が出来ません (>_<)

仕方がないので公開サイトへのインポート作業は phpMyAdmin を使うこととしました

レンタルサーバーの管理パネルから phpMyAdmin を起動して先ほど作成して sql ファイルのインポートを行います

※レンタルサーバーによっては phpMyAdmin が使えない場合もあります

phpMyAdmin

該当するデータベースを指定して、インポートタブをクリックします

phpMyAdmin_inport_1

先ほどエクスポートした sqlファイルを アップロードファイルとして指定 して実行します

phpMyAdmin_inport_2

実行するとテーブルが作成されデータが挿入されます

phpMyAdmin はちょっと使いづらいですが、インポートやエクスポート作業は簡単に出来たので、これで自由に公開サイトのテーブルとローカル環境のテーブルを扱えます

 

2015/7/8 追記
エックスサーバーを使用している方限定の情報ですが、SSHポートフォワードと言う方法で HeidiSQL から接続できることが分かりました

HeidiSQLでエックスサーバーのMySQLにSSHポートフォワード接続
HeidiSQLでエックスサーバーのMySQLデータベースにSSHポートフォワード接続する手順を紹介します。 これで phpMyAdmin を使わなくてすむかも知れません (^^)
HeidiSQLでエックスサーバーのMySQLにSSHポートフォワード接続

 

これでプラグイン検索サービスを作成した時に学んだデータベースの扱い方についての紹介は終わりです

 

データベース操作に関しての雑感

WordPress での新規テーブル作成から、テーブル結合、インデックス設定、テーブルエクスポート/インポート まで4回わたり紹介させて頂きました

データベースは、とっつきにくい感じでちょっと避けていたところもあったのですが、HeidiSQLを使ったことで、作業がとても楽しく効率よく出来たような気がします

SQLで困っても検索すれば沢山の情報があるので、いろいろ試してみるのがやっぱり大切です

既にデータベースを扱い慣れた方にとっては物足りない内容だったとは思いますが、WordPress でデータベース操作入門として少しは参考になるかなと思います (^^)

私もデータベースは初心者ですので、機会があれば、トランザクションや全文検索などさらに高度な使い方についても挑戦してみたいと思っています

 

ちなみに今回作成したデータベース操作のコードは 、既に下記ページで公開しています

WordPressに新規テーブル作成 – HeidiSQLでデータベースらくらく開発
WordPress に新規テーブルを作成して、SQLによる基本的なアクセス方法についての紹介です。 wpdb クラスや dbDelta 関数についても紹介しています (^^)
WordPressに新規テーブル作成 - HeidiSQLでデータベースらくらく開発

また、作成したプラグイン検索サービスも下記で公開していますので、試してみてください

WordPressプラグインアンテナ – Yet Another Plugin Directory
WordPress プラグインは現在30000個以上もあるようです。その中から使用するプラグイン選ぶ時の
参考となるように人気のプラグインを紹介いたします。 日本製プラグインも応援してます (^^)

また、新たな修行です  I’ll be back.  (^^)

 


まとめ記事紹介

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